【進路】専門学校のカリキュラムの話

Bonan vesperon! こんばんは。
お風呂がお湯を出し始めた当初より熱くて入れそうもなく、
久々にブログを書いてみました。

ちなみに、
「Bonan vesperon」
とは、エスペラントで
「こんばんは」
です。

さて、今日は進学先を考える上でのお話をできればいいなと
考えております。

まだ社会にもでてない人間が言うのはあまりにもおかしいとは思いますが、
少しでも進路を考える上で参考になれば幸です。

と思ったけど、センター試験が終わってたり、
もう募集を閉めている専門学校があるのにこれから言うのは
あまりにも時季外れだと気づいたが……、

つづけますわ、現在2年生の方のためにも。
主に専門学校、特に情報処理・IT系に関して話していこうと思います

さて、専門学校に入ることに決めた皆様。
もしかしたら今度はたくさんある専門学校の中から
どれに入るか考えているかも知れませんね。

僕個人としては、やはりその学校の得点や就職率もあると思いますが、
授業内容やカリキュラムには十分気をつけてください。

これは僕の友人の友人のお話なのですが……

某情報系専門学校に入学した彼は入学早々、
4月に行われる国家試験“基本情報技術者試験”のために、
授業で必死に過去問を解くはめになりました。
まともに基本的な用語なども教えられず。
なおかつ、過去問の解説も特にされず。

ここで基本情報技術者試験がどういった試験かと言うのを解説すると、
「午前と午後で試験が分かれていて、すべて選択式ですが、
午後にはプログラムコードの穴埋め問題なんかも出題されます」
ちなみにIPA（情報処理推進機構）の出している試験ではランク2の試験で、その下に
“ITパスポート”というのが最近出来ました。
昔行われていた“初級シスアド”より簡単になっているはずです。
もっと詳しいことはIPAの方で解説されていますので、そちらを参照してください。

さて、いきなりの難問を突きつけられた彼ですが、嘔吐や軽い幻覚を見るくらい勉強し、
無事基本情報技術者試験をクリアしました。が……

「はい、じゃあ次は“応用情報技術者試験”ね」

なにも基礎も教えられずに、記述式回答のある応用情報技術者試験に進むことになり、
死ぬのではないかと思っているとのことです。

できるなら学生のうちにデスマーチは経験したくないものですね……。


これは極端な例ですが、実際の話です。
けして
「ノートパソコン無料贈呈！」
なんて餌に惑わされず、どんなカリキュラムで進むのか、
そしてそのカリキュラムは自分にあっているかというのをよく確認してください。
/*うちの学校も「キューブ型パソコンを自分で組み立て、組み立てた物は無料贈呈！」
ということをしてますけどね^^; */

うちの学校の様に
「ざっくばらんに色んな事を実習で学ばせるけど、検定試験までにはゆとりがある」
というところもあれば、
「1年生のうちは座学でしっかり学んで、２年生から実習」
というところもあり、先ほどのエピソードの様に
「とにかく過去問題を解いて、資格取得させる」
というところもあります。

確かに、最終的な目標は“就職”ですが、
就職する前、それこそ就職活動をする前から精神的にボロボロになっては
意味がありません。
そういったところにもちゃんと目を向けましょうね。


ということで、今回は専門学校の選び方のワンポイントを
ちょっと紹介してみました。

次回は
「専門学校での就職活動」
「入学前、在学中に自習しておくと良い物」
について話せていけたらと思います。
//かく言う自分が、既に就活生なのに、ブログ書いてていいのかどうか……。